花粉症の症状
花粉症とは、木や花から花粉が飛散する時期に体にでるアレルギー症状のことをいいます。 これは花粉が人間の目や鼻の粘膜に付着することによって起こります。
花粉症の症状には目と鼻に起こるものがあります。 目の主な症状としては、目のかゆみや充血、目やにが出る、涙目になる、目に痛みや異物感がある、まぶたが腫れるなどがあります。 鼻の主な症状としては、くしゃみや鼻水が出る、水様鼻汁が出る、鼻づまりなどがあります。
くしゃみや鼻水のように主に鼻に症状がでるものを「アレルギー性鼻炎」と言います。 目のかゆみなどのように主に目に症状がでるものを「結膜花粉症」や「花粉症結膜炎」と言います。
花粉症の原因としては、親からの遺伝によるものや住んでいる周辺環境によるもの、自動車などの大気汚染によるものなどがあります。 都会など車が多く走っていて大気汚染物質の多いところでは人体に影響を与えるようです。
花粉症には様々なアレルゲンがあるため、人それぞれその要因は違ってきます。 そのアレルゲンを検査で特定することにより、その人にあった的確な対処ができます。
花粉症の治療方法には「対処療法」と「根治療法」があります。 花粉症の症状をその場で抑えていくだけの「対処療法」と花粉症の治癒を目指す「根治療法」です。 そして身近でできる花粉症を悪化させない対処療法の一つに食事治療があります。 つまり食事治療をすることにより体質改善を計り花粉症に対抗しようというものです。
食事治療
花粉症に食事治療がある程度効果を発揮することはわかっています。 花粉症の症状を緩和する成分やそれを含むとされる食材も多数あることがわかっています。 食事治療とは、アレルギー検査を行ってその花粉症などの原因を特定した後に、その原因となる食べ物などを除いていくという治療方法です。
食べ物が原因によるアレルギーには主に子供に多いです。 この場合は母親が子供の食事メニューをよく考えなければなりません。 花粉症などのアレルギー原因である食べ物を除いたメニューで食事をしていくと、一般にはその食べ物に対する体の過敏な反応が弱まっていきます。 そして徐々にその食べ物に対して反応を起こさなくなるのです。 これが食事治療の効果です。
花粉症を悪化させる原因の一つにストレスや室内環境の他に食生活があります。 食事は花粉症の大きな原因の一つであるということがお分かりいただけると思います。
また食事の中に食品添加物などの化学薬物を長い間使い続けるとその積み重ねが体の免疫機能を犯して、病気になる確率が増えることは実証されています。 食品添加物にはアレルギーを誘発する抗アレルギー成分が含まれているためです。 花粉症に効果がある食材も多数あります。 他にも花粉症になる前に花粉症の予防に効果のある食材もあります。 反対に花粉症の症状がでてしまったときに控えなければならない食材もあります。 これらをよく理解してうまく日々の食事に取り入れて花粉症に対処していきましょう。
効果ある食材
花粉症の症状緩和に効果のある食材がいくつかあります。 これらの食材を知ることで、花粉症の食事治療を正しく行うことができます。 ここでは中国の食療学の経験と現代栄養学の資料により考えられた花粉症に効果のあるいくつかの食材を紹介します。
まずは「ハトムギ」です。 ハトムギは中国の医学書に脾の働きを活性化して、肺の働きを助ける作用があると記されています。 また体内の熱を調節して水液代謝を調節する作用もあるそうです。 このようにして昔からハトムギは美容健康食品として扱われてきました。 現代栄養学的にもハトムギの成分の中には、免疫機能の調整とアレルギー抑制効果があることがわかっています。 そのためハトムギは花粉症にも効果があるとされているのです。
次は「黒米」です。 中国では黒米は長寿米として知られています。 栄養価がとても高い米でミネラル分やアミノ酸も豊富に含まれています。 ミネラルやアミノ酸の働きによって免疫細胞の新陳代謝が促される効果があります。 よって免疫ができることにより花粉症にも効果があるのです。
次は「海草」です。 昆布やわかめや海苔などには大量の食物繊維が含まれています。 また特別なアミノ酸であるプロリンやビタミンも豊富に含まれています。 その中でもスピルリナには免疫機能を高める働きがあります。 抗がん作用もある健康にいい食品なのです。
ここに記載したものはほんの一例です。 このように食材自体に免疫力のあるものをうまく使って花粉症の食事治療を行うと効果が発揮されると思います。
免疫機能
花粉症は誰もがなる可能性を持っています。 中でもアレルギー体質の人は花粉症になる可能性が高くなっています。 しかしアレルギー体質ではない人にも花粉が体内に長年蓄積されることにより体内の花粉量が一定量を超えたときに発症します。
花粉症の原因としては、戦後に日本国内にスギを植林しすぎたことだと言われています。 しかしそれ以外にも食生活の問題やストレス、大気汚染なども大きく影響していると言われています。 そのため食生活の改善を図ることつまり食事治療が花粉症対策に有効となるのです。
花粉症の原因であるアレルゲンは花粉です。 そのため花粉症が食べ物のせいで発症することはありません。 しかし日頃から仕事が忙しくて睡眠が十分にとれない人やストレスを抱えている人、忙しすぎて食事をきちんととれない人のように生活リズムが乱れることが大きな原因にもなります。 このような人は食生活が乱れがちです。 そのため栄養が偏って自律神経が乱れるために、体内の免疫機能がうまく働かなくなって花粉症を発症する引き金になるのです。 免疫機能が低下すると花粉症以外にも様々な病気を引き起こすことになってしまいます。 以上のことから、正しい食生活と十分な栄養を体に与えることが、花粉症予防に繋がることがおわかりいただけると思います。 またすでに花粉症を発症してしまった人でも、食事治療をすることにより体内の栄養バランスを整えて免疫機能を回復させることで、花粉症に対抗することができるのです。
ポリフェノール
花粉症の症状を緩和する成分として今「ポリフェノール」が注目されています。 研究によるとトマトから抽出される成分の中に、花粉症の症状であるくしゃみや鼻水などを緩和できる成分が含まれていることがわかったそうです。 これはトマトの皮の部分に含まれているもので、トマト特有にあるポリフェノール成分の「ナリンゲニンカルコン」が含まれているためだそうです。 この「ナリンゲニンカルコン」はトマトの赤さを出している色素成分です。 この成分にヒスタミンの抑制効果があることがわかりました。
しかしながら私たちがスーパーなどで買う一般的な生食で食べるトマトには「ナリンゲニンカルコン」はほとんど入っていません。 生食用よりも加工用や調理用として売られているトマトの方に多く含まれているそうです。 ケチャップと、トマトジュースの場合は加工時に果皮を取り除いてしまうのでこれらの製品にはほとんど入っていません。 そのためトマトジュースを飲み続けてもそれは花粉症の症状を緩和できる食事治療効果は得られないのです。
加工用のトマトを生でそのまま食べてもあまり効果が実証できていないそうです。 ですから加工用や調理用のトマトを買ってきて、うまく料理に使って食生活の中で自然に摂取するようにしていけば、花粉症の症状緩和に効果が見られるかもしれません。
同じく「ポリフェノール」を含むものとして、近年花粉症に効果があるとされる「甜茶」があります。 「甜茶」を飲んだり飴で食べたりすると花粉症の症状に効果があるとされるのはこの「ポリフェノール」が含まれているからです。
またシソにも「ポリフェノール」が含まれています。 シソのポリフェノールは「ロズマリン酸」と言うもので炎症抑制効果があるそうです。 お刺身を食べるときにそのまま食べるよりもシソと一緒に食べるなど、シソもうまく摂取できるように工夫して食事治療に利用したいものです。
甜茶
「甜茶」についてもう少し詳しく紹介していきます。 甜茶には抗アレルギー作用があるとして、花粉症にも効果があることが実証されています。 このため甜茶をお茶として飲んだり、ガムや飴に甜茶成分を入れて食べたりするようになりました。 このようにして甜茶は花粉症の症状を抑えるのに効果的として食事治療にも用いられています。
甜茶を花粉症の患者に甜茶の飴を食べさせたところ、食べていない人よりもあきらかに鼻水や目、のどの痛みなどの症状に改善効果が見られたそうです。 これは甜茶に含まれている「ポリフェノール」という成分が花粉症の症状を誘発するヒスタミンの分泌を抑えてくれる働きを持つためです。 このため甜茶にはアレルギーを抑止する効果があるのです。
しかし気をつけなければならないことがあります。 甜茶ならばなんでも花粉症に対して食事治療の効果が得られるのかというとそうではありません。 甜茶の中でもアレルギーの抑止が期待できるのは、「GOD型のポリフェノール」を含むバラ科のものだけです。 花粉症対策として甜茶を購入する際には、成分欄を必ず見てGOD型であるか確認するようにしましょう。
販売されているものの中には他の材料とブレンドされてしまったタイプもあります。 GODポリフェノールと成分欄に記載があったら、含有量が多いものを選んだ方がより効果が期待できます。
甜茶を飲むなら花粉が飛散する1ヶ月前くらいから飲んで体質改善を図った方が効果はあるそうです。 甜茶で健康的に食生活もバランスよくして体内の免疫を高めましょう。
コラム
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花粉症になりやすい食事
食べ物が原因で花粉症になるわけではないと先程説明しました。 しかし食生活が悪いことにより花粉症になりやすくなる体質を作ってしまうことは事実です。 それでは花粉症になりやすい食事にはどのようなものがあるのか見てみましょう。
まずは「油」です。 花粉症になりやすい人は食事の中に油物が多く含まれています。 例えば天ぷらや唐揚げ、カレーライスなどです。
他には「外食」が原因の場合もあります。 外食の場合は、油分だけではなく化学調味料や着色料などが家庭料理よりも大目に摂取しがちです。 また外食ばかりが続くと好きなものばかりを食べて栄養に偏りがでやすくなります。
「パンが中心」の食事の場合。 「甘いもの」を普段からよく食べている場合。 「卵」を毎日食べていたり1日に2回食べたりしている場合。 「おもち」「せんべい」などもち米からできたものをよく食べている場合。 「野菜嫌い」で3食きちんと野菜を食べていない場合。 「たんぱく質」を過剰摂取しているか、まったく食べていない場合。 「栄養のバランス」が悪い場合。
それではどのような食事が望ましいのでしょうか。 基本的には今挙げたものの逆を考えればいいのです。 メインは「ご飯」にして、パン食は1週間に1回程度にすること。 「たんぱく質」は肉や魚や豆から1日50g摂取すること。 「甘いもの」は1週間に1回にすること。 「外食」や「油物」の食事は1週間に1回を限度とすること。 「野菜」を3食取り入れて赤白緑とバランスよく摂取すること。 「卵」は3日に1回程度にすること。 「もち米」でできたものは1週間に1回を限度とすること。
以上を参考にして花粉症を少しでも軽くできるように食事治療をしてみてください。 食事治療をするにはこのようにして何がだめで何がいいのか具体的に一覧にしてみるとわかりやすいです。
高たんぱく
「たんぱく質」の摂取は多すぎてもだめで全く摂らなくてもだめです。 それは高たんぱくや高カロリーな食事を長い間続けていると花粉症になりやすいからです。 ですからもしも花粉症の症状がでてしまったら、ファーストフードなどの高カロリー食は控えめにして、幅広い食べ物から栄養を摂取するように食事治療を施す必要があるのです。
たんぱく質は、体内の免疫機能をUPさせるために必要なものです。 ですから全く摂取しないわけにはいきません。 しかしたんぱく質を過剰摂取してしまって高たんぱくにすると、今度は免疫機能が働きすぎてしまって花粉症の症状がひどくなると言われています。 そのため花粉症の季節が近づいてきたら、食事治療としては肉類の中でも脂肪分が多いものをやめて、赤身の肉やささみ、あるいは魚を食べるようにすると効果的です。 魚の中でも青魚にはアレルギー症状の抑制効果がある成分が含まれているから尚効果があるようです。
花粉症の食事治療の際には「ビタミン」と「ミネラル」をきちんと摂取することを心がけなければなりません。 中でも「ビタミンB6」には体内の免疫機能を正しく働くようにする役割があります。 これが不足してしまうとアレルギー症状が出やすくなるそうです。 また「ビタミンC、A、E」については抗酸化作用があるので鼻や目の粘膜炎症を抑えてくれる効果があります。 このようにして「ビタミン」も「ミネラル」も体内機能をスムーズにするのに必要不可欠なのです。
総菜
食事するのに便利な加工品や総菜を買って食事をしている人は数多くいると思います。 もちろん加工品を使っているからとか、総菜を食べているからといって花粉症になるわけではありません。 しかし加工品に頼り続けた食生活を送っていると、生鮮食品を食べている場合に比べて栄養面で断然差がでます。 加工品の場合、栄養分が足らなかったり、栄養のバランスが偏ったりしやすいので注意が必要なのです。
このような人は花粉症になりやすい体質ができやすいので、食事治療を行って今まで作り上げてきた体質を改善することが望ましいです。 まったく加工品や総菜に頼ってはいけないというものではありません。 うまく加工品や総菜を利用して花粉症対策の食事治療につなげてもらえればいいと思います。
例えば外食するときや総菜を買うときには、洋食よりも脂質が少ない和食を選ぶようにすることです。 さらに主菜、副菜、ごはんといろんな種類の料理が入っているものがいいです。 メインディッシュについては鶏の唐揚げのように油で揚げた高カロリーのものではなく、サバの煮付けなどの低カロリー品が好ましいです。 全体的に洋食弁当よりも和定食風のお弁当がいいです。 他にもほうれん草など青菜のお浸しや海藻類の酢の物などが副菜として付いているものが一番理想的な食事です。 副菜としてお弁当などに入っていなければ、1品単品で総菜を足すといいです。 このようにして食事治療の中では野菜や海草を意識して食べるようにすることが望ましいです。
シソ
花粉症の症状を和らげる効果がある食材として「シソ」があります。 シソには「青ジソ」と「赤ジソ」があります。 シソの中には体の中でヒスタミンを過剰に作らないようにする抑制効果があります。 アレルギー症状を抑制してくれるというポリフェノールの成分でロズマリン酸も含まれていることから花粉症に効果があるとされています。
「赤ジソ」の方が「青ジソ」よりも効果が高くおすすめです。 しかし「赤ジソ」は時期を選ぶので、入手困難な場合は「青ジソ」でも大丈夫です。
このシソをうまくつかって食事治療に役立ててみましょう。 シソを使ってできる花粉症におすすめの食事治療メニューと作り方を紹介しましょう。
「シソジュース」です。 簡単にできて花粉症の症状を和らげてくれますから、ぜひ食事の際あるいはお茶代わりに飲んでみてください。 花粉が飛散する時期より前から、毎日飲んでいると効果が発揮されやすくなります。
用意する材料はシソの大葉を4?5束程度、水2カップ、砂糖160g、クエン酸5gです。 まずシソをきれいに洗います。 手で適当な大きさにちぎって鍋に入れて、水を2カップ注ぎます。 鍋を火にかけて沸騰させます。 沸騰して約5分経ったら鍋からシソを取り出します。 砂糖を入れて溶けたら火を止めます。 クエン酸を少しずつ注いでいくと、ピンク色になってきます。 ペーパータオルなどで漉して、冷めたら冷蔵庫で冷やしましょう。
これで出来上がりです。 濃縮タイプなので、飲むときは水で割って好みの濃度にしてください。
さばのトマト煮
おすすめの花粉症の食事治療をする際の献立を紹介します。 「さばのトマト煮」です。 花粉症の食事治療において青魚」と「トマト」は症状を和らげる効果を発揮する食材の一つです。 その二つの食材をまとめて摂取することができるこの「さばのトマト煮」はまさに強力なタッグが実現したメニューといえるでしょう。 ぜひ花粉症の食事治療をすでに行っている人もこれからの人もぜひ献立に加えてみてください。
「さばのトマト煮」の作り方を紹介します。 用意する材料は、サバ1尾、ホールトマト1缶、たまねぎ2分の1個をみじん切りにしたもの。 にんにくのみじん切りを少し、オリーブ油大さじ2、塩小さじ2分の1、こしょうと小麦粉とバジルの葉は少々です。
最初にさばを3cmくらいの大きさで筒切りにします。 さばの内臓部分を水でよく洗い流しましょう。 キッチンペーパーなどでさばの水気を拭き取ります。 さばに塩とこしょうを少々かけて下味をつけて、小麦粉をまぶします。 フライパンの中にオリーブ油を大さじ1入れて熱します。 先程のさばをフライパンに乗せて両面を焼いてから取り出します。 フライパンの汚れを拭き取り、オリーブ油を大さじ1入れます。 たまねぎとにんにくを入れます。 弱火でしっかり火を通していきましょう。 たまねぎがしんなりなったら、そこへホールトマトを入れて大きいものは少し形をつぶしておきます。 中火で約10分煮込みます。 煮込んだら最初に焼いたさばをフライパンに戻して5分ほど煮込みます。 煮込んだら塩とこしょうで味を調整しましょう。 お皿に盛り付けて、お好みでバジルの葉をふりかけて出来上がりです。 スパゲティと絡めてもおいしいです。
東洋医学
花粉症に打ち勝つための体作りをするためには毎日の食生活の見直しが必要です。 元々花粉症などのアレルギーを引き起こす体質となってしまったのは、食事にその原因があるからです。 花粉症体質を改善するために、日頃の食生活を見直して食事治療を行うことが必要となるのです。
ここでは東洋医学に基づいた食事治療について考えてみます。 東洋医学では食べ物を性質ごとに5つの種類に分けています。 それは「熱」「温」「平」「涼」「寒」です。 これらを大きく分けると「体を温めてくれる食べ物」と「体を冷やしてくれる食べ物」ということになります。
また食べ物はその時季の旬のものを食べるのが栄養価も高く新鮮でおいしいので理想的です。 基本的には暑い夏の時季には冷たい涼性の食べ物を食べて、冬の寒い時季には温めて食べる温性の食べ物を食べます。
調理法によっても違いがあり、素材そのものに熱を加えることで温かい食事に変化していきます。 熱を加える方法としては、茹でたり、焼いたり、煮たり、蒸したり、炒めたり、揚げたりすることがあります。 熱を加えた食事は体を温めてくれる効果があります。 花粉症の大敵は「冷え」なので、温めた食事をどんどん摂取して体の中から熱を発することが花粉症の食事治療には理想的なのです。
東洋医学では花粉症などの病気には食べ物が大きく関係しているという考え方「医食同源」という考え方があります。 文字通り、病に対抗するには体が資本、その体は食べ物から成り立っているということです。
東洋医学2
東洋医学で示した食べ物の性質、「熱」「温」「平」「涼」「寒」の5種類ありました。 ここでは具体的にそれぞれの食材を知ることにより花粉症対策の食事治療が行いやすくなるように細かく見ていきましょう。
「熱」や「温」は「温熱の食べ物」のことです。 つまり体の中から温めてくれる食べ物ということです。 具体的な食材としては、ねぎ、ピーマン、ニンジン、たまねぎ、しそ、れんこん、にんにく、ブロッコリーなどの野菜。 もち米やじゃがいも、インゲン豆などの穀類、豆類。 肉では鶏肉と羊肉。 アジやフグ、サバやイワシやマグロやかつお、さんまやうなぎ、エビなどの魚介類。 りんご、みかん、桃、プルーン、栗、杏などの果物。 こしょう、からし、わさび、山椒やとうがらしなどの調味料があります。
次に「熱温涼寒」どれにも属さない「平」の食べ物です。 白菜、大根、キャベツ、銀杏などの野菜。 白米、とうもろこし、あずき、さつまいも、ソラマメ、えんどう豆などの穀類。 肉類では牛肉。 あさり、さざえ、いか、アナゴ、カレイなどの魚介類。 ぶどう、いちご、レモン、梅、いちじくなどの果物があります。
「涼」や「寒」の体の中から冷やす食べ物です。 ほうれん草、セロリ、トマト、きゅうり、なす、たけのこ、レタス、アスパラガスなどの野菜。 玄米、小麦、そば、豆腐、納豆などの穀類。 肉類では豚肉や馬肉。 はまぐり、しじみ、カキ、カニなどの魚介類。 バナナ、スイカ、かき、なしなどの果物があります。
この食材の性質をうまく利用して花粉症の症状を少しでも緩和できる食事治療を心がけましょう。
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